ホワイトデーが近づくと、バレンタインデーにチョコレートをくれた女性に対してお返しをするのが一般的です。
しかし『なぜホワイトデーにお返しをしないといけないの?』と疑問に思う男性もいますよね。
さらによく耳にするのが『ホワイトデーのお返しは3倍返し』というものですが、お返しをしないといけない上になぜ3倍返しなのか気になりますよね。
今回はホワイトデーに3倍返しと言われる由来や根拠は何か、そしてホワイトデーはなぜ始まったのか、さらにはお返しの一般的な相場についてご紹介します。
ホワイトデーに3倍返しの由来や根拠はなに?

ホワイトデーに3倍返しの由来には諸説あるようですが、実ははっきりとはわかっていません。
1つ目がバブル時代の名残りで、その当時の女性雑誌には『ホワイトデーのお返しは3倍の金額で返すのがマナー』などと書かれていたため、そういったことが3倍返しの由来になっているのではないかということです。
2つ目が製菓業界が売上を上げるための販売戦略として、バレンタインデーのお返しに男性は3倍程度の金額のお菓子をプレゼントするものとしてCMなどの広告を出したためという説もあります。
ホワイトデーのお返しは3倍返しと言われる由来や根拠はさまざまありますが、バブル時代や女性雑誌、製菓業界によって作り出された習慣が名残となって、現在にも根付き言われ続けているようですね。

バブル時代と違って不況の現代に生きる男性にとって
3倍返しはちょっと負担が大きいよね…
そもそもホワイトデーはなぜ始まったの?

お返しは3倍と言われるホワイトデーですが、実は日本発祥のイベントなんですよ。
バレンタインデーの歴史はとても古く、イタリアが発祥の地とされていますが、それがいつしか日本では女性が好きな男性にチョコレートを贈る日となったんですね。
バレンタインデーが日本で一般化するに従い、そこに目をつけた製菓業界が3月14日をバレンタインデーのお返しをする日と位置づけ、普及させたことからホワイトデーが誕生しました。
ホワイトデーという名前の由来は、飴の原材料である砂糖は白い(=ホワイト)ということからきています。
そしてホワイトデーが3月14日なのは、バレンタインデーの由来となったウァレンティヌス司祭が殉死した1ヶ月後、『司祭が仲人となった男女が改めて永遠の愛を誓い合った日(=3月14日)』ということからきているそうです。
ホワイトデーのお返しの一般的な相場は?

ホワイトデーに3倍返しと言われる理由は分かりましたが、実際に世の男性たちはホワイトデーに3倍の金額のお返しをしているのか気になりますよね。
そこでホワイトデーのお返しの一般的な相場についてお伝えします!
本命の場合は、バレンタインデーにもらったものの2倍くらいの金額でお返しするのが一般的です。
女性が本命の男性に贈るチョコレートの平均的な金額は2,000~3,000円くらいですので、ホワイトデーには5,000円前後でお返しをするということになりますね。
ただし本命の女性や彼女、奥さんであれば金額を2倍と決めてしまわず、相手が欲しがっていたものをお財布と相談しながらプレゼントしてあげたいですね。
職場などでもらう義理チョコに対してのお返しは、もらったものと同額かそれよりちょっと高めを意識して、だいたい1.5倍くらいの金額でお返しを選ぶのが一般的なようです。
義理チョコの場合だと平均的な金額は500~1,000円くらいなので、お返しは500~1,500円が相場です。
できればもらったものと同額よりも、少し高めを意識した方が女性からの印象も良いのでオススメですよ。
お返しの平均的な金額 | |
本命チョコへのお返し場合 | もらったものの2倍〜 上限なし |
義理チョコへのお返しの場合 | もらったものの同額〜 1.5倍くらい |
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ホワイトデーのお返しに3倍返しと言われる由来や根拠は特になく、以前の習慣が名残となって現在まで言われ続けているということがわかりました。
さらに一般的なお返しの金額は、本命でも2倍くらいの金額でお返しをしている男性が多いようですね。
ホワイトデーのお返しに3倍のものを返さないといけないと気負っていた男性は、少し気が軽くなったのではないでしょうか。
バレンタインデーに贈り物をもらった男性は気持ちを込めたお返しをして、素敵なホワイトデーを過ごしてくださいね。