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豆腐の常温放置はどれくらいなら大丈夫?腐る時間はどれくらい?

生活

豆腐はたんぱく質や脂質など豊富な栄養素のみでなく、健康を支える食品としても注目されていますね。

栄養価が高くさまざまな料理に使えるため、冷蔵庫に常備している方も多い食品ではないでしょうか。

暑い夏は冷ややっこ、寒い冬は鍋や湯豆腐など季節ごとに楽しめるのも豆腐の魅力ですね♪

そんな食卓に登場する機会の多い豆腐ですが、「常温で放置してしまった…」、「賞味期限が切れても大丈夫?」など疑問に感じることもあるのではないでしょうか。

今回は豆腐を常温放置しても大丈夫なのか、保存期間や腐るとどうなるかもあわせてご紹介します!

豆腐の常温放置はどれくらいなら大丈夫?腐る時間はどれくらい?

豆腐は基本的に常温保存ができない食品です。

ご自宅で豆腐を保存するときは、季節に関係なく常温保存は避け、冷蔵庫で保管するようにしましょう。

お悩みママ
お悩みママ

でも、買った豆腐を冷蔵庫にしまい忘れて
そのまま常温放置してしまったのよ。
1日中放置してないし食べても大丈夫でしょ?

せっかく買ってきた豆腐を捨てるのはもったいないし、

  • 「半日くらい常温放置しちゃったけど、涼しい季節だし大丈夫だよね?」
  • 「4時間くらいキッチンに放置しちゃったけど食べてもいいよね?」
  • 「1時間くらいなら時間も短いし全然大丈夫なんじゃない?!」

と思ってしまうもの。


しかし、結論としては豆腐を常温放置していた環境によっても腐るまでの時間は変わるので、一概に何時間なら大丈夫ということはできません


常温では菌が繁殖しやすく、夏場などの暑い時期は、あっという間に味や臭いが変わってしまうので要注意です。



ただ、最近では無菌充填豆腐という製造過程でしっかりと滅菌されている豆腐もあります。

無菌充填豆腐の場合は常温保存ができ、保存期限もおおむね10ヶ月程度と長めになっています。

普段使いはもちろん、アウトドアの際や災害時の非常食としても重宝しそうですね!

豆腐を常温保存したいようであれば、無菌充填豆腐を選ぶのがオススメですよ♪

豆腐の正しい保存方法は?

豆腐の種類は、主に水入り豆腐充填豆腐が挙げられます。

保存方法は、どちらも冷蔵保存が基準として定められています

ただし、上記でもお伝えした通り、製造過程で滅菌している無菌充填豆腐の場合は常温保存が可能です。

  • 水入り豆腐 → 冷蔵保存必須
  • 充填豆腐 → 冷蔵保存必須
  • 無菌充填豆腐 → 常温保存可能

続いて、それぞれの賞味期限の違いについて解説していきます。

豆腐の賞味期限はどれくらい?

豆腐の賞味期限について、種類別にお伝えしますね。

水入り豆腐の賞味期限

豆腐が容器の中で水に浸っている状態のものを水入り豆腐と呼びます。

水入り豆腐の賞味期限は、商品によって違いはありますが、10度以下の冷蔵庫で保存した場合おおよそ3~4日間程度です。

また、賞味期限にまだ余裕があるものでも開封している場合は、少なくとも2日以内には食べ切るのがベター。

開封後の豆腐を保存したい場合は、パックに残った水を捨てて、他の食品の臭いが移らないようにタッパーなどの蓋つき保存容器かラップをかけて保存します。

その際、豆腐がヒタヒタになるくらいの水を入れて、最低でも1日1回取り替えるようにしましょう!

充填豆腐の賞味期限

充填豆腐はあまり耳慣れない言葉ですが、水が張られていない状態でパックに隙間なく豆腐が詰まっているタイプの商品です。

判別しにくい場合は、水の有無や名称欄で確認してみるといいでしょう。

充填豆腐は長期保存が可能で、長いものだと10ヶ月以上保存できるものもあります。

ただし、こちらも開封後は2~3日以内には食べ切ることをおすすめします。

食べきれない豆腐は冷凍保存も可能

実は、豆腐は冷凍保存も可能です。

冷凍保存すると水分が抜けて、弾力のある食感に変化します。

そのため、滑らかな食感の絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方が冷凍保存には向いていますよ。

豆腐を使いやすい大きさに切って水気を切り、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍しましょう。

とても簡単にできますね!

そのまま食べることには適しませんが、冷凍することで味が染み込みやすくなるので、炒め物や煮物などに活用できますよ♪

また、冷凍することで食感がお肉のようになるため、お肉のかわりに冷凍した豆腐をお料理につかうなどアレンジの幅も広がります。

冷凍の場合は、2~3週間程保存ができます。

冷凍保存しておけば、賞味期限間近に豆腐消費レシピを考えるストレスからも解放されますね!

豆腐が腐ったときの状態は?

豆腐は賞味期限内に食べ切ることが理想ですが、ついうっかり賞味期限を切らしてしまうこともありますよね。

私自身、冷蔵庫の奥から賞味期限の切れた豆腐がでてきて、これって食べても大丈夫?と思った経験が何度かあります。 

そんな時、腐っているかどうかの判断基準をご紹介します。

豆腐は腐っていると明らかな変化があります。

豆腐が腐ったときの見た目

豆腐が腐ってしまったとき、以下のような見た目の変化がおこります。

  • 豆腐の色が黄色っぽく変色している 
  • パックの中の水が白く濁っている
  • 豆腐に触るとネバネバしており糸をひく
  • パックが膨らんでいる
  • カビが生えている

見た目の変化の中でも変色は、パックの状態ですぐに分かります。

豆腐が腐っているときのニオイ

次に、豆腐が腐っているときのニオイには以下のような特徴があります。

  • 酸っぱいにおいがする
  • 青臭い大豆のにおいがする
  • 切ってみると中から異臭がする

パックを開けただけでは気にならなくても、切った断面から臭いがすることもあるので、必ず切って内側の臭いも確かめましょう。

以上に挙げた点が見られる場合は腐っている可能性が高い為、食べるのはやめておきましょう。

賞味期限が1〜2日過ぎてしまったくらいであれば問題なく食べられることが多いですが、食べる際は必ず加熱はしましょう。

もしも誤って腐った豆腐を食べてしまった場合、食中毒を起こす危険性があります。

嘔吐や下痢、腹痛などの症状がみられた場合は、食中毒の可能性もあるので、すぐに病院を受診しましょう。

豆腐の常温放置はどれくらいなら大丈夫?腐る時間はどれくらい? まとめ

豆腐は基本的には常温保存できませんが、無菌充填式豆腐であれば常温保存、長期保存も可能です。

使い切れないときは、冷蔵または冷凍保存を活用して、保存期間内においしくいただきましょう。

賞味期限を切らせてしまった場合は、見た目や臭いに変化がないかをよく観察し、腐っている可能性がある場合は食べるのを控えてくださいね。

もしも腐った豆腐を食べてしまった場合は、症状に応じて病院を受診しましょう。

豆腐は手に入りやすく、料理のバリエーションも多く重宝する食材ですが、保存のしにくさが悩みのタネ。

けれども、ポイントをしっかり押さえて、冷蔵、冷凍保存を活用すれば、意外と簡単に保存できるということが分かりました。

常温保存可能な無菌充填豆腐もひとつ家においておけば、買い忘れた時や、緊急事態の時にも役立ちそうですね。

いろんな豆腐を上手に活用して、これからも豆腐料理を楽しみましょう♪

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