離乳食中期にあたる生後7〜8ヶ月の赤ちゃんが、せっかく作った離乳食を食べないで泣いて拒否するなんて経験ありますよね。
- 頑張って作ったのになぜ食べてくれないの?
- 泣いてしまって食べてくれないときの進め方はどうしたらいい?
- 今まで順調に食べていたのに急に食べなくなったのはなぜ?
上記のように赤ちゃんの離乳食について悩んでいるママ・パパに向けて、この記事では離乳食中期に食べないで泣くのはなぜなのか、上手に乗り切るための対策や進め方についてご紹介します。
離乳食中期に食べないで泣くのはなぜ?
まだ言葉で気持ちを伝えることができない赤ちゃんを相手に、食べずに泣いてしまう原因をつき止めることはなかなか難しいものですね。
ここでは、離乳食を食べない時に考えられる原因をいくつかまとめてみました。
- 食べ物を“飲み込む”(嚥下)動きに戸惑っている
- 食べ物の匂いにまだ違和感を感じている
- 食べ物のかたさが合っていない
- 味覚の発達で単調な味を好まなくなった
- 食器を使うことに慣れていない
- 離乳食初期から中期の移行による食べ物の食感の変化
- 母乳やミルクのほうが好き
- 離乳食が歯茎にあたって痛い
- 体調が悪い(風邪・口内炎・突発性湿疹など)
食べない理由がわからないと心が折れそうになりますが、上記のような原因があるのかもしれないとわかると少し気が楽になりますよね。
ただ、せっかく作ったのだから少しでも食べてもらいたいのが親心。
そこで次は離乳食中期のモグモグ期の赤ちゃんが、離乳食を食べてくれないときの対策についてご紹介します!
離乳食中期に食べないときの対策は?
赤ちゃんが離乳食を食べてくれない原因を知ると、次はどうしたら食べてくれるようになるのか対策が知りたいところです。
そこでいくつか試してみてほしい対策をご紹介します!
- 先に母乳やミルクを少し与えてから離乳食を食べさせる。
- 離乳食の形状をひとつ前にもどしてみる。
- 少し味つけをして味に変化をつけてみる。
- 歌を歌ってみたり、ひざの上に座らせながら食べさせてみるなど、いつもと違う対応をする。
離乳食の前に母乳やミルクを少しあげてみる
お腹が空きすぎていると、強い空腹感から母乳やミルクが欲しいと泣いてたべることを拒否する赤ちゃんがいます。
前回の離乳食や授乳から時間がたってしまうと、お腹が空きすぎて赤ちゃんが不機嫌になってしまっているんですね。
そのような時は、離乳食の前に少し母乳やミルクをあげてある程度お腹を満たしてあげましょう!
ただ、たっぷりと母乳やミルクをあげてしまうと、お腹がいっぱいになって離乳食をたべなくなってしまいます。
そのため、軽くお腹を満たす程度の量をあげてみてくださいね!
離乳食の形状をひとつ前にもどしてみる
離乳食初期のころは食べてくれたのに、離乳食中期になった途端食べなくなった場合、離乳食の形状がいやで食べないことがあります。
離乳食中期の”モグモグ期”といわれる時期は、赤ちゃんがつぶつぶの食材を舌と上あごでつぶして食べられるようになる時期です。
ただ、成長のスピードや好みは赤ちゃんそれぞれで異なります。
今まで母乳やゴックンと飲み込めば食べられるペースト状のものしか食べていなかったのに、急につぶつぶした食感のものが口に入ってくると赤ちゃんは違和感を感じてなれるまで受け付けないこともあります。
つぶつぶの離乳食をいやがったり口から出してしまう場合は、一度ペースト状にもどして赤ちゃんの様子をみてあげてくださいね!
少し味つけをしてみる
いつも同じメニューだと大人も飽きてしまうように、赤ちゃんも同じメニューばかりだと飽きて食べないことがあります。
赤ちゃんの味覚が発達してくるころなので、単調な味よりも少し味つけをしてあげたほうがパクパク食べてくれるようになることがあります。
だし汁や野菜スープを上手に使ったり、ベビーフードのコンソメやホワイトソースを使って味をかえてみましょう!
和光堂のベビーフードはお湯に溶くだけで簡単につかうことができるので、離乳食作りを今よりもちょっと楽にしたいという人におすすめですよ^^
離乳食中期になると、初期のころに比べて食べられる食材が増えるので、新しい食材や味つけにチャレンジしてみましょう!
普段の離乳食のときと違う対応をする
離乳食中期の赤ちゃんは、成長によりいろいろなことに興味が出てくる時期です。
食事中もいろいろなことに興味や関心が移ってしまい、食べることに集中してくれないことはよくあります。
そんなときは赤ちゃんの気を引くように歌をうたってみたり、ママやパパのひざの上に赤ちゃんを座らせて食べさせてみるなど、いつもの離乳食の時と違う対応をしてみるのがおすすめです!
いつもと違う雰囲気に赤ちゃんは気を引かれて、離乳食をたべてくれるかもしれませんよ。
大人でもその日の気分によって食べたかったり食べたくなかったりする日があるように、赤ちゃんでもそのような日はあります。
「せっかく作ったのにたべてくれない!」と辛くなってしまいそうなときには、ベビーフードをじょうずに利用してみるのもおすすめです♪
manmaは食品添加物無添加で、旬の国産野菜だけをつかったベビーフードなので、安心して赤ちゃんに食べさせてあげられますよ!
少し味つけをしてみたり、順番を変えて先に授乳をしてみると、今まで離乳食を嫌がっていた赤ちゃんが意外と食べてくれるようになることもよくあります♪
しかし「いろいろ対策をしたけれどそれでも食べてくれない!」というときもありますよね。
そこで次に、いろいろな対策をしても離乳食を食べてくれない時の進め方についてご紹介していきます!
離乳食中期に食べない時の進め方は?
いろいろ対策をしたけれど、それでもなかなか離乳食を食べてくれない時の進め方を考えていきましょう!
離乳食の時間を変える
二回食になると、午前と午後のだいたい決まった時間に離乳食をあげていますよね。
朝に離乳食をあげている人は午前中にたっぷり遊んでからお昼前に離乳食をあげてみたり、午後の場合は夜のみんながご飯を食べる時間帯に合わせて離乳食を食べてさせてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんのお腹を空かせてみたり、みんなと一緒に楽しく離乳食を食べさせてみましょう!
いつもと時間帯が変わったり、家族のご飯と一緒に離乳食をたべるとニコニコして食べるようになる赤ちゃんは多いですよ♪
食器を見直す
離乳食で使っているスプーンの口当たりが苦手で、赤ちゃんがたべてくれない場合があります。
金属製や木製のスプーンを使っている場合は、冷たい感覚やザラザラした感覚が嫌な場合も…
わが家でも使っているtak.の離乳食セットは、電子レンジや食洗機も使えるプラスチック製で、デザインもかわいいので赤ちゃんと一緒に楽しみながら離乳食をあげることができておすすめです♪
離乳食用の食器もいろいろな種類があるので、変えてみるのも一つの手ですよ!
味のバリエーションを増やす
離乳食中期になると食べられるものが増えてくるので、色々な食材に挑戦してみましょう!
同じ食材でも調理法を変えてみると意外と食べてくれるようになったりしますよ♪
旬の食材はおいしくて栄養も豊富なので、赤ちゃんの離乳食に積極的に取り入れてあげたいですね!
少量のしょうゆや塩などの調味料を使うことができる時期なので、赤ちゃんの好みの味を探してみましょう♪
あまり味がしないおかゆが苦手な赤ちゃんが、ベビーフードの出汁やコンソメをつかったことでパクパク食べてくれるようになることは多いです。
無理に進めようとしない
離乳食初期はペースト状の食べ物ばかりだったのが、離乳食中期になると少し形を残した状態の食べ物を食べさせてあげます。
しかし食感が急に変化すると、嫌がって食べなくなってしまう赤ちゃんは少なくないです。
そんな時は離乳食初期のころのようにすりつぶして滑らかにしてみてください。
好みや成長のスピードはそれぞれ異なるので、赤ちゃんが7ヶ月になったからといって無理に固形の食べ物をあげる必要はありません。
成長するにつれて自然と固形のものも食べられるようになるので、あせらず赤ちゃんのペースで進めてあげてくださいね♪
気分転換をする
離乳食の最中に泣いていやがってしまい、どうしようもない時もありますよね。
そんな時は無理をせずに切り上げて外に散歩に出かけたり、スキンシップをして遊ぶ時間に切り替えて赤ちゃんと一緒にリフレッシュしましょう!
1食くらい食べなくても問題ないですし、赤ちゃんが食べることを嫌いになるほうが問題です。
赤ちゃんに「食事は楽しいもの」と覚えてもらうためにも、いやがっている時は無理にあげようとせず気分転換をしてみてくださいね。
ママやパパがニコニコしていると、赤ちゃんも嬉しくなって離乳食をたべてくれるかもしれませんよ♪
離乳食中期に食べないで泣くのはなぜ?対策や進め方 まとめ
この記事では、離乳食中期に食べないで泣くのはなぜなのか、対策や進め方についてご紹介しました。
離乳食中期になると食べる回数が2回に増えたり、食べ物の形状が変わったりと赤ちゃんが戸惑ってたべなくなってしまうことは少なくありません。
そんな時は食べ物の形状をいったん元にもどしてみたり、赤ちゃんのペースで離乳食を進めてみましょう!
この時期はまだ母乳からも栄養が取れると考えて、あまり気負いすぎないことも大切ですよ。
離乳食はまだ始まったばかりなので、たまには息抜きをしたり環境に変化をつけてストレスをためないようにしましょう!
育児本や離乳食の本はあくまで目安ですので、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めていってくださいね♪