妊娠が分かった時に嬉しいと同時に気になるのが、お腹の中の赤ちゃんの性別ですよね。
「一姫二太郎」なんて言葉があるように、最初の一人目は育てやすいと言われる女の子、二人目は男の子を産むのが理想的とされているみたいですね。
ただ次の子も女の子を望んでいた人にとっては、二人目が男の子のいわば一姫二太郎だったことでショックを受ける人もいます。
今回は、二人目も女の子を望んでいたのに男の子だった時の立ち直り方や気持ちの切り替え方、一姫二太郎のメリットやデメリットをご紹介します。
女の子が欲しかったのに男の子だった時の気持ちの切り替え方は?
そろそろ性別がわかる週数だからと検診で聞いたら、『希望の性別とは逆の性別だった』なんて経験をしたママもいますよね。
姉妹が理想だったのに二人目が男の子だとわかった途端、お腹の赤ちゃんには申し訳ないけれど、なんとも言えない気持ちになってしまったり、中には思わず涙してしまうママもいます。
赤ちゃんの性別が希望と違うという経験をしたママたちは、どうやって立ち直ったり気持ちを切り替えたりしたのでしょうか。
- 無理に受け入れようとするのではなく、時間をかけながら心を整理し、自分を納得させる。
- 話せる相手に男の子が希望ではなかったという気持ちを吐き出してスッキリさせる。
- 同じ悩みを持つ、または持っていた友達と話をして、共感してもらったり悩みを聞いてもらう。
- 男の子のいるママに男の子の可愛さを熱弁してもらい男の子の良さを知る。
- ネットなどで男の子を育てている人の体験談を読む。
- お腹の中で一生懸命成長している赤ちゃんのことを考えたら、そのうち希望の性別などどうでも良くなった。
- 赤ちゃんの胎動を日増しに感じるようになったら性別よりも元気に生まれて欲しいという気持ちが強くなった。
- 生まれるまで気持ちが切り替えられなかったが、いざ生まれてみたら可愛すぎて性別でショックを受けていたことを忘れていた。
- 最初は男の子で凹んだけど『元気に生まれてくれれば問題なし!』と気持ちを切り替えた。
- 女の子希望だったけど夫や双方の両親が男の子だったことをとても喜んでくれた。
希望の性別と違った時の気持ちの切り替え方や、ショックから立ち直る方法はさまざまです。
辛い気持ちを根本から理解してくれるような人に打ち明けてみたり、男の子育児の楽しさや良さをネットの体験談を読んだりママ友から聞くのも方法のひとつです。
男の子を持つママで『本当は女の子が欲しかった』という人は意外と多いので、そういう経験をしたママに想いを伝えて共感してもらったり、男の子育児に対する前向きな話を聞くと少し気持ちが軽くなりるかもしれません。
無理に気持ちを切り替えようとしたりせず、時間と共に自然と受け入れられるようになるママが多いようですよ。
〈参考〉一姫二太郎でショックを受けたママたちの理由は?
参考までに一姫二太郎でショックを受けたママたちの理由をお伝えします。
- 一人目が女の子でその可愛さを知ったから次も女の子が欲しかった。
- 女の子二人の方が大人になってからも仲良くいてくれそうだから。
- 女の子の方が洋服がかわいいし、二人目が女の子なら上の子のお下がりが使える。
- 男の子はやんちゃで暴力的なイメージが強いから。
- 男の子の扱いが苦手だから。
- 同性だと考えていることが読みやすく対応もしやすいけど男の子はよくわからない。
- 女の子は大きくなって結婚してからもよく連絡をくれたり帰ってきてくれそう。
- 将来一緒に料理をしたり買い物をしたり友達のような関係でいられそう。
- 孫が生まれたら男の子の孫より女の子の方がかわいがれる。
- とにかく女の子が欲しかったから。
ママ自身の経験から女の子の方が扱いやすい、女の子の洋服は男の子よりもかわいいなどといった理由から、女の子が結婚してから孫が誕生するまでのこと考えて女の子を希望していたという理由までありました。
一姫二太郎のメリット・デメリットは?
すでに一姫二太郎決定の人は、一姫二太郎のメリットやデメリットが気になりますよね。
これから実際に一姫二太郎を育てるにあたって、メリットだけでなくデメリットもお伝えします。
一姫二太郎のメリットは?
よく言われる一姫二太郎のメリットは、女の子の方が男の子に比べて身体が強く比較的おとなしいため育てやすいということですよね。
初めての育児って右も左もわからない状態から、手探りでいろいろと学んでいきますよね。
そのため、最初は比較的身体が強くおとなしい女の子で育児経験を積んでおけるのはメリットですよね。
実際に経験があるのとないのとでは、病気や怪我の対応の仕方や冷静さも変わってきます。
ただ、一姫二太郎のメリットってそれだけではないんですよ。
- 一人目が女の子で子育て経験がある分、二人目が男の子でもママは冷静に対応できる。
- 上の子が女の子だと下の子の面倒をよくみてくれる。
- 女の子が面倒見のいい小さいママになってくれるためママの負担が軽減される。
- 身内や親戚が喜ぶ可能性が高い。
- 一人目はママの体験や経験を活かせ、二人目にパパの体験や経験を活かせる。
- 男の子と女の子の違いを感じながら子育ができる。
- 幼稚園や保育園の男の子ママ、女の子ママの両方とも話が合う。
一姫二太郎のメリットって改めてみてみると意外と多いことがわかりますね。
さらに2人目が男の子の場合、女の子の子育てとは違った新鮮さや楽しみがあるようです。
- 女の子と比べ単純で可愛い。
- 小さくても男らしく振る舞おうとする姿が可愛い。
- 虫や電車など男の子特有の興味や遊びにママは新鮮な体験ができる。
- 大きくなった時に頼りになる。
女の子育児はママの経験を活かせるというメリットがありますが、男の子育児はママが小さい頃に経験しなかった遊びや振る舞いをするので、それが本当に新鮮で可愛いというママが多いですね。
一姫二太郎のデメリットは?
一姫二太郎のメリットをお伝えしましたが、一姫二太郎の場合デメリットもあります。
- 上の子のお下がりが使えない場合が多い。
- 上の子の影響で下の子の遊びがままごとなど、女の子寄りの遊びが主流になりがち。
- 少なからず下の子が上の子の影響を受けて女の子っぽくなる。
- 思春期など大きくなってから部屋が2つ必要になる。
- 大人になってから疎遠になる可能性がある。
お下がりが使えないことや、将来的に部屋が2つ必要になるなど経済的な面でのことや、下の子が上の子の影響を受けて女の子っぽくなることが一姫二太郎のデメリットとしてあります。
確かに女の子のスカートやピンクのフリルが着いた洋服を、下の男の子に着せるわけにはいかないですよね。
そして女の子同士であれば、大きくなってからでも1つの部屋を共有してもらうこともできますが、異性だと思春期を迎える頃にはそれぞれの部屋を持たせてあげないといけませんよね。
大人になってから疎遠になるかどうかは一概には言えませんが、女の子同士・男の子同士の兄弟姉妹よりは結婚後などに疎遠になる可能性は高いかもしれませんね。
ただし女の子でもやんちゃな子もいれば、男の子でも大人しい子もいて、子どもの個性は十人十色です。
上の子の影響を受けて下の子が必ずしも女の子っぽくなったりするわけではありませんので、必要以上に心配しすぎないようにしましょう。
まとめ
二人目に女の子を希望していたのに、妊婦健診で性別を確認したら男の子でショックからなかなか立ち直れないママもいますよね。
そんな自分を責めたり、「生まれてからちゃんと愛せるのかな…」と不安に思う必要はないですよ。
実際に生まれたら男の子でも可愛くて可愛くて仕方がなくて、性別にショックを受けていたことなんて忘れてしまったというママやパパはとても多いです。
それに育児が始まってからも『本当はもう一人女の子が欲しかった』という気持ちを無理に捨てようとしなくても良いのではないでしょうか。
子どもの性別に限らず、何かショックなことや悲しいことがあった時、時間と共に心の中で整理がついて自然と受け入れられるようになるものです。
男の子は『単純で可愛らしく、いつまでもママが大好きな甘えん坊』なんて言いますし、女の子は『育てやすく世話好きの小さなお母さん、大きくなってもいつまでも友達のような関係でいられる』なんて言いますよね。
男の子と女の子の両方を育てる経験ができるのは、パパやママはとっても楽しいこと間違いなしです!
我が子とは特別なもので、生まれてみると性別なんて関係なくなるくらい本当に可愛いですよ。