妊娠中のステーキの焼き加減は?妊婦はミディアムを食べても大丈夫?

マタニティ

妊娠してから無性にステーキが食べたい!


妊娠すると食の嗜好が変わって、今までそれほど好きではなかった食べ物を急に食べたくなることがあります。


そんな妊娠中の食の好みの変化で、急にステーキが食べたくなる妊婦さんは多いようです。


しかし、妊娠中はどのようにステーキを食べて良いのか気になりますよね。


表面は焼けていても中がほんのり赤いミディアムレアは、表面が焼けているから妊娠中でも食べられるの?と疑問に思っている妊婦さんも少なくないです。


そこで今回は妊娠中におすすめのステーキの焼き加減や、妊婦さんがミディアムを食べても大丈夫なのかご紹介します!

妊婦がステーキを食べても大丈夫?


妊娠による食の嗜好の変化でステーキが食べたくなったり、妊娠前からステーキが大好きな人は、妊婦さんがステーキを食べても良いのか気になりますよね。


結論から言うと、妊婦さんがステーキを食べることはできます


むしろステーキは妊婦さんにとっておすすめの食べ物なんですよ♪


その理由として、牛肉は妊婦さんにとって身体に必要な栄養素を豊富に含む栄養の宝庫だからです。


妊娠期間は、妊婦さんと赤ちゃんの2人分の栄養素が必要となる大切な期間です。


牛肉には妊婦さんとお腹の赤ちゃんに必要な栄養素が豊富に含まれているため、妊娠中におすすめの食材の1つなんですね。


牛肉には豊富なたんぱく質に加えて、鉄分やビタミンB群など妊婦にとって嬉しい栄養素が多く含まれています。


以下で、栄養の宝庫とも言われる牛肉の主な栄養素について詳しくご紹介します!

1.たんぱく質

たんぱく質は筋肉や臓器などの身体をつくり、ホルモンや免疫物質などを合成する役割も担う必要不可欠な栄養素です。


たんぱく質が不足するとエネルギー不足になったり、妊婦さんには大敵の貧血や免疫力の低下にもつながります。


成人女性は1日に50gのたんぱく質を摂ることが望ましいとされています。


妊娠中はお腹の中の赤ちゃんの成長に合わせて、妊娠中期は+10g、妊娠後期では+25gのたんぱく質が追加で必要になります。


部位にもよりますが、牛肉100gあたり約20gのたんぱく質が含まれています。


150gのヒレ肉のステーキを食べれば、簡単に30gのたんぱく質を手軽に摂取できてしまいます!


さらに牛肉には体内で作り出すことができない9種類の必須アミノ酸」が全て含まれており、アミノ酸スコア100点の食べ物です。


必須アミノ酸を多く含む食べ物には卵類・肉類・豆類などがありますが、その中でも牛肉は非常に良質で効率よく摂取できるたんぱく質を含んでいます


そのため牛肉は妊婦さんにおすすめな食材なんですよ♪

2.鉄分

妊婦さんは胎盤や赤ちゃんの成長のため、通常の時に比べて鉄の必要量が増加するため貧血になりやすいです。


鉄分には肉類に多い「ヘム鉄」と、野菜などに多い「非ヘム鉄」の2種類があります。


ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて体内に吸収されやすいので、鉄が不足しやすい妊婦さんはヘム鉄を含む食品を摂るのがおすすめです。


特に牛肉の赤身の部分にはヘム鉄が多く含まれています


ヘム鉄は酸素を運ぶヘモグロビンの生成に関わるため、不足するとお腹の赤ちゃんに十分な酸素を送ることができなくなってしまいます。


ヘモグロビンの不足により、お腹の赤ちゃんに影響が出ないようにするためにも、ヘム鉄を多く含む牛肉はおすすめです!


ただ、妊娠中に必要な鉄分を毎日食べ物からとるのは大変ですよね。

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豆由来のフェリチン鉄 ヘム鉄と同じくらい吸収率が良く、鉄分を貯蔵してくれる働きがあります


貧血になりやすい妊婦さんは、食事と合わせて手軽に飲めるサプリでも貧血予防をしてみてくださいね♪


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3.ビタミンB群

ビタミンと聞くと野菜や果物を思い浮かべがちですが、牛肉にはビタミンB群が多く含まれています。


ビタミンB群は”代謝ビタミン”とも呼ばれ、主に糖質や脂質、たんぱく質をエネルギーに変えたり、代謝を円滑に進める働きがあります。


妊娠中はアミノ酸の代謝が通常の時よりも早まるため、多くのビタミンB6が必要になります。


ビタミンB6が不足するとアミノ酸の代謝がうまく行われず、つわりの原因となることがわかっているんですよ。


つわりで悩む妊婦さんは多いですが、つわりを軽くするためにもビタミンB6を積極的に摂取することは非常におすすめです。


牛肉にはB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンが含まれているため、妊婦さんにはまさにおすすめの食べ物なんですね!


特にレバーやホルモンなどの内臓にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、その中でも牛のレバーはさまざまな食材の中でもトップクラスです。


ステーキにレバーやホルモンはありませんが、牛もも肉にもビタミンB6が豊富に含まれているんですよ。


ももは脂肪が少なく赤身のため鉄分が豊富な上に、牛本来の味わいが楽しめる美味しい部位です。


そのため、体重管理やつわりに悩む妊婦さんはもも肉のステーキがおすすめですよ♪

妊婦がステーキのミディアムを食べても大丈夫?

ステーキを食べること自体は妊婦さんにおすすめですが、ミディアムレアやレアなど生焼けの状態で食べるのはおすすめできません。


生焼けの場合、トキソプラズマやリステリア菌による感染症、食中毒を引き起こす可能性があるためです。


以下でトキソプラズマとリステリアについて詳しくご紹介します。

トキソプラズマとは?


トキソプラズマは動物の体内や排泄物にいる寄生虫で、妊婦さんが妊娠中に初めて感染すると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんも感染する可能性があります。


お腹の中の赤ちゃんが感染すると、視力や脳、肝機能などに障害を引き起こす可能性があり、最悪の場合には流産や死産になることもあります。


肉に寄生したトキソプラズマは、煮たり焼いたりして中まで十分に加熱するか、-20度以下で8時間以上冷凍しないと死滅しません


トキソプラズマは、魚に寄生しているアニサキスのように目に見える寄生虫ではないため、肉に寄生していても気づくことができません。


肉の表面に寄生していることが多いため、表面を焼いたミディアムレアは問題ないと思うかもしれませんが、絶対に中にいないとは言い切れません。


調理過程で肉を触ったりしている時に、表面に寄生していたトキソプラズマが中に移動している可能性もあります。


そのためステーキを食べるときは、表面だけでなく中までしっかりと加熱してから食べることをおすすめします。


妊娠中は免疫力が低下することや、お腹の赤ちゃんのためにも、ステーキは中までしっかり火を通してから食べて下さいね!

こちらの記事では妊娠中に鰹のたたきを食べても大丈夫なのかご紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!
妊婦が鰹のたたきを食べてしまったけど大丈夫?悪影響があるかも調査!

リステリアとは?

リステリア菌は川や動物の腸管内など、環境の中に広く存在している細菌です。


加熱することで死滅させられますが、リステリア菌は低温や塩分に強いため冷蔵庫内や塩漬けにしても死滅することなく増殖します


健康な人がリステリア菌に感染しても重症化することは少ないのですが、重症化した場合は致死率が高くなるので注意が必要です。


妊娠中にリステリア菌に感染すると発熱や寒気、筋肉痛などインフルエンザのような症状が出ることがあります。


また、妊婦さんが無症状でもお腹の赤ちゃんに感染することがあり、最悪の場合は流産や死産に至る可能性もあることから注意が必要です。



次にステーキを食べる時の食べ方や注意点をご紹介するので、お腹の赤ちゃんや妊婦さん自身のためにもぜひ最後まで読んでみてくださいね!

妊婦におすすめのステーキの食べ方や注意点は?

美味しく手軽に栄養が摂れるステーキですが、妊婦さんが食べる際は注意が必要になります。


以下で、妊婦さんにとっておすすめのステーキの食べ方や注意点をお伝えします!

ステーキの焼き方はウェルダンで注文

妊婦さんがステーキを食べる際に、焼き加減は中まで十分に加熱するウェルダンで注文しましょう。


しかし、しっかり焼いた固めのお肉があまり好きではないという人もいますよね。


そんな時は肉質が柔らかくクセも少ない上に、ウェルダンでも固くなりにくいヒレ肉を選ぶのがおすすめです♪


ヒレ肉は低脂肪・高タンパクで、ロース肉と比べると鉄分が多いなど、妊婦さんにとっておすすめの部位なんですよ!


ウェルダンでも美味しく食べられる部位を選んで、ステーキで栄養とスタミナを上手にとって下さいね!

サラダと一緒にバランスよく食べる

ステーキを食べる時はサラダも一緒に食べましょう!


サラダにはステーキに含まれていないビタミンや食物繊維などの栄養素を含んでいるため、ステーキと一緒にサラダも食べることで栄養バランスが良くなります。


にんじんやパセリ、ほうれん草などの色の濃い野菜に含まれるビタミンAは、油と一緒にとることで吸収率がアップするので、ステーキと一緒に食べることは理想的ですよ。


ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素なため、きれいな肌を保つ上でも大切です。


妊婦さんはビタミンAの過剰摂取に気をつけるべきとされていますが、サラダに入っている野菜を摂るくらいでは過剰摂取になることはないので安心して食べて下さいね♪


また、色の濃い野菜は鉄分を含んでいるものが多く、鉄分はタンパク質と一緒にとることで吸収がアップします


さらにサラダの中の野菜や海藻、きのこなどの食物繊維には、脂を吸着して体の外に排出してくれる働きまであるんですよ。


ステーキと一緒にサラダを食べることは良い事ばかりなので、必ずサラダも注文するようにしましょうね!

脂質の多い部位の注文は控える

体重管理が必要な妊婦さんにとって、脂質の多い部位の注文は控えるのが無難です。


サーロインやリブロースは脂肪が多、ヒレの約2倍のカロリーと、選ぶ部位によってカロリーはだいぶ異なります。

部位カロリー
サーロイン498kcal
リブロース468kcal
肩ロース411kcal
ランプ347kcal
モモ246kcal
イチボ234kcal
ヒレ223kcal
シャトーブリアン223kcal

サーロインやリブロースがどうしても食べたい場合、食べる量を減らしたりして上手にカロリー管理をしてみて下さい。


脂肪分が多い部位はカロリーが高いため、食べすぎには注意しましょうね!

まとめ

妊娠中でもステーキを食べても大丈夫なのか、そしてミディアムレアは食べられるのかご紹介しました。


ステーキはタンパク質を多く含むだけでなく、鉄分やビタミンB群などの妊婦さんに必要な栄養素がたくさん含まれている食材です。


ただし、レアやミディアムレアなどの生焼けの部分が残る焼き方は、感染症や食中毒の危険性があるため、お腹の赤ちゃんのためにも妊婦さん自身のためにも控えましょう。


今回ご紹介した妊婦さんにおすすめのステーキの食べ方や注意点を参考に、美味しく楽しく安全にステーキを食べて、出産に向けて栄養とスタミナをつけて下さいね♪

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